
8月10日(水)、都内品川プリンスホテルにおいて第38回日独スポーツ少年団同時交流ドイツ団さよならパーティーが、ハヨ・アハタート団長をはじめとする団員出席のもと開催されました。来賓にはインゴ・バイスドイツスポーツユーゲント本部長、アリ・カニザデドイツ大使館職員、インゴ・バイス令夫人がお見えになりました。私は日本スポーツ少年団本部長として出席しご挨拶を申し上げました。
今年は福島第一原発の影響で例年の25%の参加人数となりましたが、23日間に渡って日本の家庭で寝食を共にしたことは、参加した方々がより深く日本を知ることができたのではないかと思います。
さよならパーティーのスライドではカヌーやラフティング、座禅や剣道、そば打ちや花火大会等それぞれの地域での楽しい夏の思い出の映像が映し出されました。
日本とドイツとの交流150年の節目の年、スポーツ少年団日独同時交流では延べ1万人を数えた本年。今後も交流マークに記された「スポーツは私たちを結ぶ」の言葉の通り、日本の友人との強い絆を大切に育てていただきたいと願っています。

8月8日(日)、第33回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会決勝戦並びに表彰式が札幌市札幌ドームにおいて開かれました。私は日本スポーツ少年団本部長として大会会長を務めました。
この大会は5日(金)から始まり、全国7000チームの中から地区予選・ブロック予選を勝ち抜いてきた15チームと地元代表1チームを加えた16チーム256名の選手が一堂に会し試合が行われました。
そして大会開催中には指導者講習会や少年野球教室も行われました。指導者研修会では上田武司元読売巨人軍コーチが「少年野球指導法」を、団員研修会では樋沢良信元読売巨人軍コーチが「野球への取り組み方」を講演。少年野球教室では元読売巨人軍の定岡正二選手・鹿取義隆選手・緒方耕一選手が子どもたちに楽しく野球の上達法を教えていました。
日本一の栄光に輝いたのは長崎県代表鴻ノ巣少年野球クラブ。準優勝は和歌山県代表貴志少年野球クラブ。出場された子供たちは夏の素晴らしい思い出を残し、故郷に帰って行きました。お力添えをいただいた監督・コーチ・保護者の皆様、地元のスポーツ少年団をはじめとする関係の皆様に厚く御礼申し上げます。

8月6日(土)、市内料亭坂本屋において東松山市スキークラブ暑気払いが行われました。私はクラブ名誉顧問として出席いたしました。
また本年度の(財)全日本スキー連盟副会長の就任に際し、メンバーからお祝いの花束をいただきました。
私が東松山市スキークラブのメンバーに入ったのは20代後半の頃で、当時はまだスキー人口が1600万人とも言われていたときでした。技術志向が強い当クラブでは現スキークラブ菊地英治会長を中心にバッジテストや準指導員・正指導員への挑戦が行われ、多くの会員が資格を取得しました。
自然と一体になって鳥のように自然の中を滑走していく爽快感、宿の温泉に入りゆっくりと汗を流した後のビールのうまさ、仲間と共に過ごす大自然の中での素晴らしいひととき…。スキークラブで活動した素晴らしい思い出はこれからも続く、私のかけがえのない財産となるでしょう。

8月5日(金)、第49回全国スポーツ少年大会岐阜大会が8日(月)までの4日間にわたり国立乗鞍青少年交流の家において開催されました。開会式は高山市飛騨高山世界生活文化センターで行われ、来賓には人見達也文部科学省スポーツ青少年局体育参事官補佐・丹羽章岐阜県教育委員会教育次長・國島芳明高山市長・中村健史高山市教育委員会教育長・中村紘二宮崎県スポーツ少年団本部長がお見えになりました。私は日本スポーツ少年団本部長として出席し主催者のご挨拶を申し上げました。
この大会は各都道府県代表の団員及び指導者約400名が参加し、集団生活の中でスポーツ活動や文化活動・野外活動・交流活動を行い、地域における団活動の活性化を図るために開催されています。
今年の大会は「清流の元 沸き立つ躍動 心ひとつに!」をテーマに乗鞍岳登山・シップス活動・キャンプファイヤー等様々なプログラムが予定されています。参加をした小学生から高校生までの団員には友情を深めそしてその輪を広げ、思い出に残るひとときとなるように期待しています。

8月3日(水)、都内岸記念体育会館において平成23年度子どもの体力向上啓発ポスター・標語審査委員会が開かれました。私は日本スポーツ少年団本部長として、審査委員会委員長に就任し出席いたしました。
この事業は文部科学省が主催になり、子どもの体力の重要性や日常生活の中で家族や仲間と運動・スポーツに親しみ体を動かすことの楽しさを啓発し、子どもの体力向上を目指した取り組みが促進されるよう、体力向上に関する「ポスター」及び「標語」を広く全国の子どもたちから募集し表彰するものです。
表彰は文部科学大臣賞(子どもの体力向上啓発ポスター・標語として採用)をはじめとして6表彰の選考をするもので、標語は全国5852作品、ポスターは753作品の応募がありました。
どの作品も素晴らしく、審査にはかなりの時間がかかりましたが、選考も無事終了し10月10日体育の日において表彰式が行われます。
審査委員会名簿(敬称略)
委員長 坂本祐之輔 日本スポーツ少年団本部長
委員 宮嶋泰子 株式会社テレビ朝日
同 青木剛 日本オリンピック委員会理事
同 松尾哲矢 立教大学教授
同 園山和夫 桐蔭横浜大学教授 以上




7月22日(金)、フランクフルトにあるヘッセン州スポーツシューレにおいて、日本スポーツ少年団団員が「ドイツのスポーツ組織とボランティアの活力」について研修会を行いました。
ドイツスポーツユーゲントは若い人の人格形成に貢献することを目指し、加盟団体及びその下部組織を通じてスポーツを通した活動をドイツ全国に提供しています。そして16の州スポーツ連盟・53の種目別競技団体及び10の特別の役割を持ったスポーツ団体に加盟している9万以上のスポーツクラブの会員である950万人以上の児童・青少年・若者で組織されています。
研修会終了後、団員はホストファミリーと面会しそれぞれ滞在する地域に出発しました。私も小林スポーツ振興部長と共にミュンヘンに向かいました。
ミュンヘンは大学在学中に訪れて以来で、そのとき1リットルビールを杯の忘れるほど飲んだ、ホーフブロイハウス(あの時は確かHBホールと呼んでいた)は今も変わらず大勢の人たちで賑わっていました。
夕食はインゴ・バイス本部長ご夫妻を囲んで、美味しいドイツ料理を堪能させていただきました。
