18日午前9時現在、死者6911人、行方不明1万715人、負傷2356人、建物被害10万3136戸。東北地方太平洋沖地震発生から一週間。犠牲者は阪神大震災を上回りました。地震発生時の午後2時46分には各地で黙祷が行われました。あらためて被災を受けた方々にお見舞いを申し上げますと共に、犠牲になられた方々に心から哀悼の誠を捧げます。
 連日被災地での過酷な現状が報じられています。避難所でこれ以上の犠牲者を出してはなりません。宮城県気仙沼市の避難所では、子供たちが明るく食事を出したり食器を洗ったりしています。その中でお父さんの安否確認がとれない子供が中学校の卒業に際し「お父さんに15年間ありがとうと伝えたい」と話していました。
 日本ユニセフ協会は子供たちのおかれている現場を把握し、親が亡くなった何百人という、苦しみや辛さを話す余裕もない子供たちのために、一つの手だてとしてカウンセラーを派遣して子供たちの傍らに寄り添うことも必要だと思います。
 そして40万人を越える避難民や自宅にこもっている数十万人の方々に対して、政府は、食品メーカーの買い付け保証や運送業者に実費支給をして現実的な対応を取り、資格や経験のあるボランティアを有償で活動してもらう体制を整えるべきです。これから必要となるボランティアは一刻も早く受け入れ態勢をつくり、例えば10人一組で数十組数百組と組織化し、常に統制のとれた活動を的確に行わなければならないと思います。
 これは政府が中心となりさらに迅速な対応を計画的に実施していただきたいと、強く思います。


このページのトップへ