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被災地への支援が急務です。絶対量の不足に救援物資の輸送が遅れているのは青森・宮城・茨城と東北地方のガソリン供給施設の崩壊と輸送経路が絶たれているからです。
日本海側からの輸送経路は陸路も道路が崩壊し、関東地方からも通行規制によって燃料を積んだタンクローリーが、東北道などの高速道路を通ることが難しかったことが背景にあります。またガソリンが被災地に届いても停電のために給油できない状況もあります。
石油会社が抱える石油製品在庫は、日本全体の需要量で87日分(3637万キロリットル)に達しており国内にガソリン自体が不足しているわけではありません。被災地以外でのガソリンや食料品の買いだめがこの混乱に拍車をかけています。
食品についても配送拠点が崩壊。あるコンビニ会社は関西からおにぎり1万個を空輸で送ろうとしても、空輸の許可が得られないと。まさに支援ルートを一刻も早く確保しなければなりません。現在では東北道と国道4号線から枝分かれする道路によってのルートを確保し、釜石・小名浜港では港も復興できたとの報道がありました。
また政府は元売り会社に義務付けている70日分の石油備蓄量の3日分に相当する126万キロリットルの放出を求めました。放出をスムースに行い一刻も早くガソリン不足を解消するべきだと思います。
首都圏各地では計画停電も実施され、余震や原子力発電所の被害も不安をあおり、買い急ぎたい心境になっていますが、ここはしっかりと冷静に行動するべきだと思います。
東松山市では、私が会長を務める東松山市体育協会・東松山市レクレーション協会・東松山市スポーツ少年団で「東北地方太平洋沖地震義援金」を各加盟団体に募っています。
また、(財)全日本スキー連盟では義援金「I LOVE SNOW」One’s Handsプロジェクト(仮称)を全国ネットで呼びかける準備をしています。しかし現在埼玉県スキー連盟の確保した防寒具などは現地に送る事ができない状態です。支援物資については今後「I LOVE SNOW」One’s Handsプロジェクトでトラック単位に搬送できるように検討しています。
 今できる支援をしっかりと行なってまいります。ご協力をお願いいたします。
○お願い
 ・現金の場合は直接東松山市体育協会事務局設置の「義援金箱」までご持参ください。
 ・振込の場合(振込手数料は振込者負担)
   武蔵野銀行東松山支店 普通 1077755
   東松山市体育協会  東北地方太平洋沖地震義援金  会長 坂本祐之輔
   ヒガシマツヤマシタイイクキョウカイ
   トウホクチホウタイヘイヨウオキジシンギエンキン
   カイチョウ  サカモトユウノスケ


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